私が病棟を1年で辞めた理由③

f:id:yuinurse22:20241105181406j:image
睡眠障害や急に涙がでてきて、自分はおかしいのか…?と思いながらも「いや、自分が弱いだけだな」と思い仕事を頑張っていました。

そんな中、急遽当時の彼氏(現在の旦那)が一ヶ月後に転勤することになり、車で片道6時間かかる場所に引っ越すことになりました。

彼氏は自分の中で1番支えてくれている存在でした。そんな彼が離れるのか…と不安も募っていく状態でした。

更に追い討ちのように、一人暮らしの家に不審者が侵入するなんていう事件もありました。

いろんな事が短期間で立て続けにおこり、更にメンタルズタボロ状態で睡眠障害などは悪化するばかりでした。

 

そんな中大学時にお世話になった看護師の先輩とご飯を行く機会がありました。

自分の身体に今起こっている症状が悪化していること、最近立て続けにあった事を全部話していると涙が溢れ出て止まらない状態になりました。ダムの決壊が崩れるように。

 

誰かにこんなに自分のことを話したことが無かったため、止まりませんでした。

その先輩はなにも言わずにただただ聞いてくれました。

 

先輩は

「もう休みな!そして病院に行きな!ボロボロやで。今病院予約しな!」

と背中を押してくれました。

 

先輩「私も体調壊してしばらく休職したよ。休職後に復帰したけどまた体調が悪くなって結局転職した。今は凄い元気になったし自分に会う場所を探すのも大事!元気になって病棟に戻るのも良い!1度立ち止まって自分の身体を考えてあげて」

と言われました。

 

今まで体調が悪かったのは自分の甘えでは無かったんだ…

と少し救われた気持ちになりました。

そして私はその場で心療内科の予約をすることにしました。

 

続きます。

 

対人援助職のメンタルケア 看護師、心理士、教員などとその家族のために [ 多田ゆかり ]

価格:2420円
(2024/11/5 18:12時点)
感想(0件)